明るい黄色は突然変異の結果

オポッサムはオーストラリアやニュージーランドに棲息する小型の有袋類で、通常は樹上生活を行いながら暮らしています。
主な食べ物はユーカリの葉ですが、虫や小型の脊椎動物など動物性タンパク質も食べることがあります。
そのため通常は森に溶け込むために地味な色をしているのですが、今回保護されたオポッサムの子供は突然変異のせいで色素(メラニン)が薄くなり、黄色くなってしまったとのこと。
ですが、変異が起きた個体は、このオポッサムだけではありませんでした。
2020.05.22 19:30:00 Friday
この黄色く輝く不思議な生き物の正体は、オーストラリアのメルボルンで保護された「オポッサム」の子供です。
オポッサムはそのネズミのような外見から「フクロネズミ」とも呼ばれています。通常は灰色や褐色ですが、今回保護されたオポッサムは真っ黄色。
海外では、「黄色いネズミ=ピカチュウにそっくり!」と話題になっているようです。
しかし、オポッサムは夜行性の生き物。
なぜ暗闇で目立つ、明るい色になってしまったのでしょうか?
目次
オポッサムはオーストラリアやニュージーランドに棲息する小型の有袋類で、通常は樹上生活を行いながら暮らしています。
主な食べ物はユーカリの葉ですが、虫や小型の脊椎動物など動物性タンパク質も食べることがあります。
そのため通常は森に溶け込むために地味な色をしているのですが、今回保護されたオポッサムの子供は突然変異のせいで色素(メラニン)が薄くなり、黄色くなってしまったとのこと。
ですが、変異が起きた個体は、このオポッサムだけではありませんでした。
カテゴリー覧
人気記事ランキング
Amazonお買い得品ランキング
動物のニュースanimals plants news
もっと見る【神技】接近してるのに「近づいてない」ように見せるコウイカの新カモフラージュ!
【鮫の威を借る魚?】サメを盾にして獲物に接近する魚を発見!
ポーランドの森に「漆黒のオオカミ」が現れる!感染症に抗う「黒の遺伝子」を持つか!?
【動物界のフェンシング!?】キリンの“首バトル”は礼儀とフェアプレイを重視していた
天才ボノボ「カンジ」が44歳で死去、生前の天才エピソードが凄かった
役立つ科学情報
犬は「地球の磁気」を感知する。うんちのときに北を向くって知ってた?
魚はどうやって陸に上がったの?「海の落ちこぼれ」が「陸のヒーロー」になるまで
注目の科学ニュースpick up !!
地球の自転から電気を取り出す仕組みを開発:なお使いすぎると?
4億年前に植物でも動物でも菌類でもない未知の多細胞系統がいた可能性があると判明
最強クマムシに最も近い種は何か?