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高度30kmまで飛ぶ宇宙気球が開発される。 手軽に「青い地球」を見られる時代が来る (2/2)

2020.07.01 Wednesday

前ページ宇宙の近くまで上昇できる気球「ネプチューン」

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宇宙を体感できる旅行プラン

ネプチューンは気軽な宇宙旅行のため考案されました。

しかし実は、ネプチューンは高度30km(成層圏)まで上昇するものであり、定義上の宇宙(高度100km以上)に到達することはできません。

それでもカプセルの窓からは「青い地球」を眺めることができ、宇宙旅行の気分を味わうことができるのです。

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Credit:spaceperspective

実際の旅行は上昇に2時間、30km地点での巡航に2時間、降下に2時間をかける予定で、合計6時間の宇宙旅行となります。そして海に降下したネプチューンを船が回収しに来てくれます。

カプセル内は、結婚式やコンサート、ライブインタビュー、会議などに使用できるほどのスペースがあるため、宇宙旅行の際にそれらのイベントを行うこともできるでしょう。

最初の無人飛行試験は2021年初めに予定されており、成功するなら私たちにも旅行への道が開けるかもしれません。

予約料金は1人につき12万5000ドル(約1300万円)とのこと。

地球を眺める特別な旅行にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/61371

reference: thespaceperspective / written by ナゾロジー編集部
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