詳細な形まで観測された活動銀河「TXS 0128+554」

「TXS 0128+554」はカシオペア座の方角に5億光年の離れた位置に見つかった活動銀河です。
活動銀河とは活発な星生成を行っているエネルギッシュな銀河のことで、その中心には太陽の10億倍近い超巨大ブラックホールが存在しています。
巨大ブラックホールの周囲では、重力の作用で塵とガスが降着円盤を作り、激しく摩擦を起こして電波波長、X線波長、ガンマ線波長など多様な周波数の光を放っています。
観測画像ではTIEファイターのコックピットにあたる部分がもっとも信号強度が強く検出されていますが、それはこの部分が活動銀河核なためです。