時間感覚の中枢を探すヒント

主観的な時間感覚の源泉を辿るにあたってヒントとなったのは、脳の縁上回(えんじょうかい、英: supramarginal gyrus)と呼ばれる部位に損傷を負った人々のデータでした。
この脳の側面にある小さな部位に事故などで損傷が起きると、時間感覚が損なわれるという報告があったからです。
そこで大阪大学の研究者たちは、縁上回こそが時間感覚を生み出していると考え、調査することにしました。

2020.09.15 19:00:33 Tuesday
ある日は時が早く過ぎて、ある日は遅く感じる。
あるいは速いテンポで音楽を聴いた時に、周囲の景色が一瞬だけスローにみえる。
このような不思議な時間感覚の歪みは、誰もが経験する現象でありながら、長い間、発生原因は謎でした。
しかし9月14日に『Journal of Neuroscience』に掲載された論文によって、人間の時間感覚を司る脳部位が明らかにされました。
いったい脳のどんな部位が、時間感覚を司っていたのでしょうか?
目次

主観的な時間感覚の源泉を辿るにあたってヒントとなったのは、脳の縁上回(えんじょうかい、英: supramarginal gyrus)と呼ばれる部位に損傷を負った人々のデータでした。
この脳の側面にある小さな部位に事故などで損傷が起きると、時間感覚が損なわれるという報告があったからです。
そこで大阪大学の研究者たちは、縁上回こそが時間感覚を生み出していると考え、調査することにしました。
カテゴリー覧
人気記事ランキング
脳科学のニュースbrain news
もっと見る
ポルノ動画を見すぎる人は「脳にある異常」が起こっていた
咀嚼音とペンのノック音、日常の音に耐えられない「ミソフォニア」
男性と女性で違う「うまい口説き方」とは
1日の歩数が多い10代ほど「うつ」が少ないと判明
「Realマギシステム」ミニ脳を3つ繋ぐと単独や2つの時よりも成績が延びた
注目の科学ニュースpick up !!
性格特性が「性的妄想の頻度」と関連することが明らかに
同棲を始めて「幸せを感じやすい」カップルの特徴が判明
独身でいるかどうかは「性格」で予測できると判明