月には予想以上に水がある? NASA「アルテミス計画」でも水を捜索
これとは別に観測チームは、極小の氷の粒が無数に保存されているエリアも新たに発見しており、これらを合わせると、水が存在する月面積は従来の説をはるかに上回る4万平方キロと算出されました。
同チームのポール・ヘルツ氏は「今回の発見から、月面には水を作り出して保存する方法が(上記以外に)複数あるのかもしれない」と話します。
また、水の存在は月面での人的活動のために重要な資源となります。
宇宙飛行士の飲用にもなりますし、宇宙船の燃料に応用することも可能です。
今回発見された水が実際に利用可能かどうかはまだ分かりませんが、月探査計画を進展させるには必要な資源となるでしょう。
水が現地調達できれば、月面での長期滞在も夢ではありません。