死者の声を奏でる「死の笛」の音とは?
最初に発見された「死の笛」は、アステカの遺跡から出土した20代男性の骨の中に見つかりました。
手のひらに乗るほどのサイズで、骸骨の彫刻が施され、上部は穴のあいた筒状になっています。
機械工学を専門とするロバート・ベラスケス氏は、自らの祖先であるアメリカ先住民の音楽を研究するかたわら、「死の笛」に強く興味を抱き、調査をはじめました。
ベラスケス氏いわく、「死の笛は普通の楽器ではなく、苦痛に鳴き叫ぶ人の声や千人の死者が叫ぶ声を出す」とのこと。
同氏が実演する「死の笛」の音がこちらです。
※視聴注意、動画の後半(1:10~)には100個の笛を吹いた音も収録
このように非常に不気味な音を奏でますが、「死の笛」は一体どんな目的で作られたのでしょうか。