火星の塩水から酸素と水素を生み出す新技術が登場!
2020.12.02 Wednesday
火星には水があります。これは火星の調査や、将来的にはテラフォーミングを目指す人類にとって明るいニュースです。
しかし、残念なことに火星の水のほとんどは塩水です。塩水は飲水にできないほか、電気分解の材料にするためにも精製が必要となり、利用するには非常にコストが掛かります。
しかし、ワシントン大学の技術者チームは11月30日に科学雑誌『米国科学アカデミー紀要(PNAS)』で発表した新しい研究において、塩水をそのまま電気分解して酸素と水素を生成するシステムを開発したと報告しています。
これは地球の海水にも応用できる技術だといいます。
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