主系列星は最大で太陽の数十倍大きい!?
恒星のうち、太陽などの大部分が属するカテゴリーを主系列星(しゅけいれつせい)または矮星(わいせい)と言います。
ほとんどの恒星は寿命のほとんどをこの主系列星として過ごします。
太陽は木星の10倍の大きさであり、質量は1000倍にもなります。しかし、太陽よりもさらに大きい主系列星はたくさんあるのです。
例えば、おおいぬ座α星のシリウスAは太陽の1.7倍の大きさと2倍の質量を持っています。
そしてケンタウロス座β星はさらに大きく、太陽の13倍の大きさと10倍の質量があるとのこと。
ちなみに現在知られている中で最も質量の大きい星は、主系列星とは別カテゴリーに属する「R136a1」という星です。
これは太陽の30倍の大きさと、315倍の質量を有しています。
さて、ここからは質量と大きさが比例しません。サイズだけが大きな星がまだまだ存在するのです。続く部分でご紹介します。