烏龍茶を飲むと睡眠時の脂肪燃焼が促進される
研究結果によると、烏龍茶とカフェイン飲料を常飲すると1日の脂肪酸化量が増大したとのこと。
さらにそれらが脂肪燃焼を促す効果は、睡眠時にも認められています。
そして今回の研究で大きな成果となったのは、烏龍茶独自の効果性です。
烏龍茶の方がカフェイン飲料よりも脂肪燃焼の効果が大きく、とりわけ睡眠時に顕著な効果が現れていたのです。
実際に上図では、1日の呼吸商(酸素摂取量に対する二酸化炭素生産量の体積比:低いほど脂肪燃焼が進んでいる)の変化が記録されています。
睡眠時の呼吸商は下から烏龍茶(赤)、カフェイン飲料(黒)、プラセボ飲料(灰)と並んでおり、日中の烏龍茶摂取が睡眠時の脂肪燃焼を促進していると分かりますね。
また烏龍茶にはカフェイン飲料と同量のカフェインが含まれているので、烏龍茶特有の成分が脂肪燃焼に効果的だと言えるでしょう。
今後研究チームは、烏龍茶特有の成分の解析を行なっていくようです。
脂肪燃焼したい方は、お茶を飲む際に意識的に烏龍茶を選択すると良いでしょう。