毎日烏龍茶を飲むとどうなるの?
緑茶や烏龍茶、紅茶などは、茶葉の発酵度合いによって区別され、成分も異なります。
特に烏龍茶には、他のお茶と比べてカテキン類が重合して生成する重合ポリフェノールが多く含まれており、エネルギー代謝を向上させるとして注目が集まっています。
さらにエネルギー代謝には睡眠が大きく関係しているとの報告もあります。
そのため徳山氏らの研究では、以下の3種類を毎日朝食と昼食時に摂取してもらい、その違いを検証しました。
①烏龍茶(カフェイン51.8mg、重合ポリフェノール62.3mg、カテキン類48.5mg、没食子酸10.7mg、市販烏龍茶350mL相当量)
②カフェイン飲料(カフェイン51.8mg)
③プラセボ飲料(有効成分を含まない偽飲料)
被験者となったのは健常男性12名であり、実験2週間目には睡眠と1日のエネルギー代謝が測定されました。
結果はどのようなものになったのでしょうか?