ヒトカゲは化学反応によって火を噴いているのかもしれない
ヒトカゲは名前のとおり、火を噴くトカゲのようなポケモンです。
まず外見ですが、ヒトカゲのように尻尾に火が付いている生物は存在しません。
では、火を噴く生物は存在しているのでしょうか?
オサムシ科の昆虫「ミイデラゴミムシ(学名:Pheropsophus verticalis)」は、アジアに存在するボンバディア・ビートルつまり爆撃カブトムシであり、ある程度近い特性を持っています。
ミイデラゴミムシの体内には2種類の化学物質があり、それらを反応させて腹部から100℃近くの高温溶液を噴射することが可能です。
ちなみに毒を生成する腺を口内にもつトカゲはいますが、残念ながら直接火を噴く動物はこれまでに確認されていません。