ポケモンを生物学的に考える
ポケモンを生物学的に考える / Credit:MinuteEarth
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「ポケモン」は生物学的に存在できるのかを考えてみた

2021.03.25 Thursday

ポケモンは今や世界中の人が愛する大人気コンテンツです。初代ポケモンから楽しんできた人も多いでしょう。

では、そんなポケモンたちは、どれほど現実的な存在だと言えるでしょうか?

また最初のポケモンを選ぶ際、「一番リアル」という意味で「最高のパートナー」はどれでしょうか?

そんな疑問の答えをYouTubeチャンネル「MinuteEarth」が生物学的な視点で解説しています。

Could these four Pokémon exist in real life? https://thekidshouldseethis.com/post/which-pokemon-real-animals-biologically-plausible-video

フシギダネの球根は擬態用?

フシギダネに近いのはモクズショイ
フシギダネに近いのはモクズショイ / Credit:MinuteEarth

フシギダネはカエルに似た外見をしていますが、背中には球根があります。

動物と植物の組合せは非現実的に思えますが、実は近い組み合わせは実際に存在します。

モクズガニ
モクズガニ / Credit:Depositphotos

例えばモクズショイ(学名:Camposcia retusa)は、インド洋や西部太平洋に生息するカニであり、甲羅に海藻を付けて擬態することで知られています。

ただし、「植物を操作して攻撃する」というフシギダネの能力は現実的ではありません。

植物を操作する動物はいない
植物を操作する動物はいない / Credit:MinuteEarth

もちろん単体でを捉える植物は存在していますが、そのような攻撃特性のある植物と動物が合体している例は未だ発見されていないのです。

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