ロボットの空力尻尾は邪魔になる?
ロボットの空力尻尾は魅力的ですが、狭い場所では邪魔になってしまいます。
ノービー氏によると、この点も動物たちから改良案を学べるようです。
チーター以外にもトビネズミやムササビなど動きの速い動物は、ふわふわな空力尻尾をもっています。
同時に、それらの尻尾には何らかの柔軟性があり、利便性を高めています。
これはロボットの尻尾が実用性と耐久性を向上させるための良いヒントとなるでしょう。
またチームは収納式の尻尾や、非対称の尻尾を回転させ抵抗係数を素早く変更する方法を考案中です。
このように動物の空力尻尾を応用するなら、質量制限を考えずにロボットに俊敏性や安定性をもたらせます。
例えば、二足歩行のロボットにふわふわな尻尾を付けてバランス感覚を高めたり、尻尾によってダイナミックかつ俊敏に動ける走行マシンを作ったりできるでしょう。
チーターのふわふわな尻尾は、今後もロボットの可能性を大きく広げるはずです。