フードTを繰り返すと、ジャンクフードを食べなくなった
ローレンス氏らは、フードTにどれほどの効果があるか調査しました。
調査には1234人が参加し、1か月間フードTをプレイしてもらいました。
そしてプレイの頻度とジャンクフード消費量(8段階評価:1日4品目以上~1カ月1品目)、体重変動などの関連性を明らかにしたのです。
調査の結果、1日に1回ゲームをプレイするだけで、ジャンクフード消費量が平均1段階減少しました。
また参加者全体では平均して0.5kgの体重減少が見られ、健康食品の摂取量もわずかに増加したとのこと。

さらにゲーム回数が多ければ多いほど、摂取量にも大きな変化があったようです。
一例として、ジャンクフードを週に2~4回食べていた人は、アプリを1カ月間定期的に使用した結果、週に1回程度まで減らすことができました。
ローレンス氏はこの結果について次のように述べています。
「このアプリは無料かつ1日4分程度しかかからないので、人々にとって現実的です」
「また、太っている人ほど効果が高いという結果も出ています」
今回の結果から、アプリによる脳への関連付けが、人々の欲求に影響を与えると分かります。
とはいえ、他の要因が関与している可能性もあるため、結果は慎重に解釈すべきでしょう。
もし、現在進行形でジャンクフードと戦っているなら、フードTを試してみてはいかがでしょうか。