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Credit: canva
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「短い昼寝」が脳の学習能力を高めてくれる可能性

2026.01.26 07:00:09 Monday

午後、ほんの少し目を閉じただけなのに、頭がすっきりして仕事や勉強がはかどった経験はないでしょうか。

実はこの感覚、単なる気分の問題ではないかもしれません。

スイス・ジュネーヴ大学(University of Geneva)の最新研究によって、「短い昼寝」そのものが、脳を学習しやすい状態へと整えている可能性が示されました。

しかも、その効果は一晩しっかり眠った後と似た仕組みで起きているというのです。

研究の詳細は2026年1月14日付で科学雑誌『NeuroImage』に掲載されています。

Afternoon naps can clear up the brain and improve learning ability https://medicalxpress.com/news/2026-01-afternoon-naps-brain-ability.html
A nap can recalibrate homeostatic and associative synaptic plasticity in the human cortex https://doi.org/10.1016/j.neuroimage.2026.121723

短い昼寝でも脳は「学習準備モード」に戻れる

研究チームは今回、健康な若年成人20人を対象に、午後に「昼寝をする日」と「起きたままで過ごす日」を比較しました。

昼寝の平均時間は約45分と、決して長いものではありません。

その結果、昼寝をした後のでは、新しい情報を記憶しやすい状態に切り替わっていることが分かりました。

これまで、脳の学習能力を回復させる仕組みは、主に一晩の睡眠後に起こると考えられてきました。

しかし今回の研究は、短時間の昼寝でも、脳が再び「学ぶ準備が整った状態」に戻れることを示しています。

仕事量や情報量が多い現代社会において、この発見は大きな意味を持ちます。

次ページ昼寝中に脳では何が起きているのか?

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