お、きたきた…
ん?
ってなんじゃこりゃーーーーーー!!!!!!!!

中国は貴州省の川で、衝撃的な魚が釣り上げられました。
半分「魚」で半分「鳥」のような姿をしたこの「フィッシュ・バード」がSNSで話題を呼んでいます。体だけみると一般的な鯉ですが、その頭は大きく膨れ上がっており、とてもふつうの「魚」とは呼べない独特な存在感を放っています。
「鳥」と「魚」のハイブリッド?「イルカ」と「魚」のハイブリッド?
様々な憶測を呼んだこの「フィッシュ・バード」ですが、その原因については専門家によると、コイ科の「細胞の突然変異」が考えられるようです。
また、写真だけでの判断は難しいようですが、もし細胞の突然変異が原因であれば、それは化学物質などの水質汚染が通常の細胞の成長を妨げた可能性があるとのこと。

有害な化学物質は魚の「胚」の発達に致命的な障害となることがあります。このフィッシュ・バードについていえば、化学物質によって頭の骨格構造を担う細胞の発達が妨げられたことが考えられます。また、専門家はこの奇形が「パグヘッド」とよばれる、特定の種の魚類においてしばしばみられるものと似ていることも指摘。いずれにせよ、その原因を特定することはできていません。
あまりにもインパクトのある見た目ですが、しっかりと捕食することもできており、生きていく上での障害はないとのこと。
釣り人の腰を抜かし、ネットを賑わせたフィッシュ・バードですが、現在は元の川に放流され自由に泳ぎ回っています。
via: livescience, sohu / translated & text by なかしー
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