コロナパンデミックも増加に関与していた?
その一方で、ダニエルソン氏は2019年末から世界的に流行した「コロナパンデミック」もADHD症例数の増加に関与しているのではないかと話します。
特に子供たちにおいては、コロナ禍によるリモート学習のストレス、社会的な孤立、家族の健康不安、日常生活の乱れなどから、ADHDに特有の「不注意・多動性・衝動性」の症状を悪化させた可能性が高いのです。
それから、おうち時間が長くなったことで、スマホやパソコン、テレビ、ゲームなど、スクリーンタイムの時間が急増したことを関係していると推測されています。
実際に最近の研究によると、1日に2時間以上スマホを使用している人は、スマホ使用が少ない人に比べて、ADHDの症状を発症するリスクが10%も高いことが示されているのです。
詳しくはこちらの記事をご参照ください。
また研究者らは「保護者が子供と家で過ごす時間が長くなったことで、子供のADHD傾向に気付きやすくなったことも一因でしょう」と考えています。
以上を踏まえると、ADHD症例数の増加はADHDに対する人々の認識度が高まっていることが大きな要因であり、それにプラスして、コロナ禍に伴うストレスやスクリーンタイムの増加が症状を悪化させた可能性があると見られるようです。
誰もがADHD的な特性を持っている?
そう考えると、何かしらのADHD特性を持っている人は知られていないだけで、世の中にたくさんいることになるでしょう。
そもそも集中力が不安定だったり、落ち着きがなかったり、思いつきで行動する特性は、程度の差こそあれ、誰もが持っているはずです。
厳格な規律や協調性が求められる学校や会社では、そうした傾向がある種の「疾患」や「障害」とカテゴリーされるかもしれませんが、反対にADHDには優れた長所もたくさんあります。
例えば、独創性に富んでいて発想力があったり、好奇心旺盛で挑戦的だったり、寝食を忘れて一つことに没頭できるなど、これらは「個性」として大きな強みです。
確かにADHDによって社会に馴染めず、苦しんでいる人も多いので、単純にADHDを「個性」として片付けるのは難しい問題です。
しかしながら、多くの人がADHD的な性向を少なからず共有している現在にあって、そのすべてを一言で「疾患」や「障害」と呼んでしまうのはもはや適切ではないでしょう。
健康な人を病気だと言っているわけですからそりゃドンドン患者さん増えるよねっていう。
程度の差こそあれ若い子ってちょっとテンションおかしいですからね、男女問わず。
医者の丸儲けシステム
学校基本調査統計で、障害別通級指導児童数が年度ごとの増加が著しく、令和6年度には言語障害とほぼ肩を並べて最多数となりました。ということは、単に認知数が増えたということではなく、普通学級で(35人学級にしてもなお)一斉教育に乗らないADHD児の絶対数が増えたと考えるよりありません。
ADHD児は(自閉スペクトラム症と比べて)DSM-Ⅳ、TR,5の診断基準も安定しており、アメリカにおいて認知が広まっただけでは説明がつきにくいのではないか。
心理評価テストで脳の働き評価テストというものがあるのでそれである程度把握できると思う。
ただ一概にストレスからくるとかというより、脳の働きがどうなのかを知ることは大事だと思う、それによって親は子の脳がそういう働き方をしてるんだということが分かれば、この子はこういうことは苦手だけど、こういうことは得意なんだとわかるのでその子の個性を伸ばす手助けができると思う。
薬のおかげでとても暮らしやすくなりました。
きっと昔ならなかったような複雑で多岐にわたるタスクが多い世の中で、ADHDは治療対象なのだと思います。
そして治療の結果、周囲との軋轢がなくなり、みんなが幸福になります。
原因は、未だかつて人類が摂取したことがないであろう農薬や添加物なんじゃないかと思います。
とはいえ、各国の戦争の歴史を見ると、気が狂ってるんじゃないかと思うことばかり…。昔からあったのかもしれませんね。
>コロナ禍によるリモート学習のストレス、社会的な孤立、家族の健康不安、日常生活の乱れなどから、ADHDに特有の「不注意・多動性・衝動性」の症状を悪化させた
このメカニズムがよく分からない。当事者として実感でなんとなくは分かるし支持もしたいけど他人に納得いく説明が出来るかと言われたら無理。抑圧された事に対する反動だよくらいにしか言えない。そしてどんな精神医学書を読んでも納得いく説明が書かれてない。