親のストレスと子供への過度な食事指導が関連している
今回、テイト氏ら研究チームは、親のストレスレベルや精神的余裕と、子供への食事指導との関連性を調査しました。
5~9歳の子供とその親(631組)を募集し、7日間にわたって、ストレスや食事の状況を調べたのです。
その結果、親がストレスを抱え、精神的な余裕が無くなって忍耐力が弱まると、その日も翌日も、親は食事に関して子供に強い圧力を加えると分かりました。
子供に特定の健康食品を食べるよう強制したり、あまり健康的ではない食品を食べないよう厳しく制限したりするというのです。
つまり、子供に対する過度な食事指導は、親の心の余裕の無さを象徴している可能性があります。
もちろんストレスだけが原因ではありません。
しかし、普段は柔軟な対応と指導ができる親でも、精神的な負荷が高まるにつれ、知らず知らずのうちに厳しい食事指導をしてしまう恐れがあるでしょう。
では、どんな親がこのような傾向に陥ることが多いのでしょうか。
研究結果によると、父親よりも母親が多いようです。
子育てを含む家庭での多くの仕事を任されている母親は、その多くの責任と労働によって日常的に疲れ果てており、このことが心の余裕を失わせます。
また、子供の数が多くて収入が低い親たちも、強い疲労感を抱えており、精神的な余裕が無い傾向が示されています。
研究チームは、親たちに積み重なる圧力を軽減するための支援が必要であることを強調しており、こうした取り組みが、子供たちに対する厳しすぎる食事指導を和らげる可能性があると指摘しています。
もしかすると、子供の頃お母さんが「うちはマックやカップ麺は絶対禁止」と言っていたという人がいるかもしれませんが、ひょっとするとその時の母親は子育てや家庭のあれこれでかなりストレスが溜まっている状態だった可能性があるかもしれません。
健康的な食事はもちろん大切ですが、食事には楽しみも重要です。「時には思いっきりジャンクフードを楽しむ」ような心の余裕があると良いのかもしれませんね。
え?どういうこと?ほんと?と思って参考の研究の原文読んだら全然違うこと書いてあって笑った
英語、苦手なのかな?笑
どんな事が書いてあったのですか?