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今夜(10/17)はスーパームーン! / Credit:Wikipedia Commons_スーパームーン
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今夜(10月17日)は2024年最大の満月「スーパームーン」が見える!いつもより大きく見える理由は? (2/3)

2024.10.17 Thursday

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月の大きさが異なって見える理由

の直径は約3470kmと一定です。

では、どうして地球から見た月の大きさは変化するのでしょうか。

それは、実際の大きさに限らず、近くにあるものほど大きく、遠くにあるものほど小さく見えるからです。

これは当たり前の効果ですね。

そして月と地球の距離がその時々で異なるので、地球から見た月の大きさも変化します。

この距離の違いを生じさせているのは、月の軌道です。

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月の軌道は楕円形 / Credit:Wikipedia Commons_月の軌道

月は地球の周りを公転していますが、この軌道は円形ではなく楕円形です。

そのため月と地球の距離は、月が地球に近づく「近地点(地球から約35万7000kmの距離)」から、月が地球から遠ざかる「遠地点(地球から約40万6000kmの距離)」まで変化しています。

これが、月の大きさが異なって見える理由であり、近地点の時に最も大きく見えます。

そして月が、約29.5日ごとに訪れる「満月」の状態で、なおかつ近地点付近にある時、非常に大きな満月を見ることができます。

満月は毎月1回は見ることができますが、その満月の中でも1年で最も近地点に近くなるものが、「スーパームーン」と呼ばれているのです。

では、2024年で最大の満月となる「スーパームーン」はいつでしょうか。

次ページ今夜(10/17)は、2024年最大の満月「スーパームーン」

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