魚雷を積んだ自律型無人潜水機「Copperhead-M」──深海のハンターが変える戦争とは
Copperhead-Mは、まさに自律型兵器の象徴です。
AIによって制御されるこの魚雷は、事前にプログラムされた目標情報をもとに、海中を自律航行しながら敵艦や潜水艦を探し出します。
従来の魚雷のように人間の判断を必要とせず、戦場では複数体が同時に投入され、連携して動くことができます。
しかも時速55km以上の速度で水中を自由自在に移動できます。

最大500ポンド(約227kg)のペイロードを搭載可能な「Copperhead-500M」では、大型の弾頭を積んだ状態で広範囲を制圧可能。
こうした機体の登場は、無数の安価な自律型魚雷が海中を徘徊し、いつどこから攻撃されるかわからない世界の到来を予感させます。
そしてこうした脅威に対抗するために、新たな自律型無人潜水機が投入されることでしょう。
いまや、戦争は人と人が向き合う場ではありません。
機械が機械を撃ち合い、その陰で誰が責任を負うのかも曖昧になりつつあります。
空と地上に続き、海までも自律型兵器で溢れる危険な場所になっていくのかもしれません。
人が死なないなら全然いいと思いますけどね。
AUVに搭載されるインテリジェントな魚雷ですか。
元記事によると直径が324mmと533mmとこのことだが、射程や動力や通信手段については元記事にも記述がないですね。