医療ガスライティングをなくすには?
まず医師側の対応としては、患者の主観的な訴えも重要な医学情報として扱うことが求められます。
検査結果が正常であっても、「それでもつらい」という声を否定しない姿勢が必要です。
診断名がすぐに出せなくても、「一緒に考えましょう」という態度で臨むことが信頼関係を築く鍵になります。

一方で、患者側にもできることがあります。
日記やスマートフォンのアプリを活用して、痛みの強さや疲労感、眠れなかった日などの症状を記録し、それを診療時に提示することで、医師との対話がスムーズになります。
また、セカンドオピニオンを恐れず、必要であれば他の医師の意見を聞く姿勢も重要です。
さらに、同じ経験をした人たちとつながるために、患者会やサポート団体に参加することも、心理的支えとなります。
医療ガスライティングという言葉は、重く感じられるかもしれません。
しかし、この言葉が生まれ、学術的に研究されるようになったことは、まさに今苦しんでいる患者たちの「つらさ」が無視されるべきでないと認められた証です。
「何も異常はない」と言われても、「それでも苦しいんです」と言っていいのです。
分からないことを素直に分からないと言えるってすごく大事なことでして、お医者さんもそれはできるようにならないとね。
原因分からなくても患者が痛いと言ってるなら痛み止めでも出すなりするだけでも患者の印象はだいぶ変わるわけで。
そうする今度はすぐに薬出して終わりにする医者とレッテル貼られるわけですがね。