今を楽しむための「7日間チャレンジ」
PLAYモデルの真価は「気づき」だけでなく、日々の行動を変えるガイドラインになることです。
ラッカー博士は、PLAYモデルを活用した「7日間チャレンジ」を紹介しています。
これは1日1つの小さな行動変化を通じて、生活に楽しさを再導入するという取り組みです。
Day 1:無意味なYielding(流される)活動を1つ削除し、その時間でPleasing(快い)活動を1つ取り入れる。
たとえば、SNSを見る代わりに友人に電話をしてみるなど。
Day 2:ちょっとだけ自分の殻を破ることに挑戦する。
新しい料理を作る、行ったことのない場所に足を運ぶなど、小さな冒険がポイントです。
Day 3:話していて楽しい人と連絡をとる。
会えなくても、短いメッセージや通話だけで、幸福感が一気に上がることもあります。
Day 4:10分だけ、自分のための時間を確保する。
何の生産性も求めない「遊び」の時間を確保しましょう。
Day 5:Agonizing(苦痛を伴う)活動を1つ見直す
たとえば、週1回の会議をメール対応に切り替える、苦手な業務を誰かに委任するなど、形を変える工夫がカギです。
Day 6:短くてもワクワクする体験を1つ予定に入れる。
未来に「楽しみなこと」があるだけで、現在の気分も良くなります。
Day 7:振り返りと継続の検討。
1週間の中で「これはよかった」と思えることを続ける。それが“習慣化された楽しさ”への第一歩になります。

この7日間チャレンジを行ってみるなら、きっと日常の中で楽しさを味わえることに気づけるはずです。
ラッカー博士の主張は明快です。
「人生を根本から変える必要はありません。
小さな“楽しい習慣”の積み重ねが、幸福な日常を取り戻す有効な一歩となるでしょう」
私たちはつい、幸せを“追い求めるもの”だと考えてしまいます。
けれども本当は、「今この瞬間」をどれだけ楽しめるかが、幸福を決定づけるのかもしれません。
忙しい日々の中でも、少しの工夫と意識で「楽しい」は取り戻せます。
あなたも、今日この瞬間から「今を楽しむ」力を取り戻してみませんか?
懐かしのこの世は楽し4バージョン。
でもあの心がけは実際大事なので…。
ということでようこそ劇場へ。
一日目の「友人に電話をしてみる」で俺を含むこの記事を読んだ人の大半が撃沈。ナゾロジーを読む事もほとんど「流される活動」でしょ。それをしているのは快い活動をする選択肢を持てていないから。発想が無いのではなくコミュ障とか貧困とかで持つのが不可能。散歩に連れて行くような犬を飼う金なんか無い。生きてるだけでギリギリの人にいきなりでかいハードル掲げないで欲しい。
たしかにね。何か改善しようにもリソースが無いからほとんど変えることができないわ。