“見えない原因”に目を向けるだけで世界が違って見える

今回の研究により「見えない原因」に目を向ければ、人間の推論の誤りを減らせる可能性が示されました。
私たちはとかく明快な説明に飛びつき、「なるほど!」と言いたくなります。
だからこそ、一見筋が通った単純な答えがあると、他の可能性を深く考えずに受け入れてしまうのでしょう。
しかし本研究は、たとえ魅力的な単純解であっても、その影で見逃されている原因に目を配ることの大切さを教えてくれます。
実際、隠れた原因をあえて考慮するだけで、単純化しすぎによる誤りを減らせると示唆されています。
この知見は、病気の診断から社会問題の分析まで、幅広い場面で役立つ可能性があります。
例えば経済の変動や複雑な社会現象を理解する際にも、目につく単一の要因だけに注目していては本質を見誤るかもしれません。
複数の原因に目を向ける習慣は、誤った結論を避ける手助けとなるでしょう。
現実世界においては、現在手元にある説明だけで判断をする前に、「まだ見えていな状態にある」他の付随する情報や説明を自分でみつけることで、単純化された説明で「納得した」と感じてしまうことを防ぐことができます。
「まだ見えていない説明や原因に目を向ける」ことは、私たちの判断を単純化から救いより正確なものに導く最初の一歩なのかもしれません。


























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世の中は白黒つけられるほど単純ではない、どちらともつかない茫漠とした灰色の世界だからね
2極化してないとかそういう話じゃないような…
短期快楽型の刺激に慣れてしまったせいかと
今思ったことの逆が正解だ、だが…以下略と言うやつですかね。
皆さんはギャンブラーではないので、だが…以降の話は無視しましょうね。
あれはギャンブラーたるもの負ける事が分かってる戦いで負けるようでは話にならないという話ですからね。
隠された謎を100%見つけたいと思う人は居ると思うけど、それに特化しようとまでしているのは私の様な好事家のみw
人生を暇つぶしのように考える彼らにとっては物の見え方すら変化してしまう。訓練するにはそれこそその類のパズルゲームを多く解くと良いよ。ナゾロジーさんとは相性が良いw 感謝
単純明快な説明を人間が一般的に好むのは脳の情報処理資源の節約になるからという面もあります。
人間の脳で処理できる情報量はそんなに多くないので、何でもかんでも真剣に考えてたら生きて行く事自体が難しくなっちゃうから。
知識欲があったり真剣に考えるタイプの方が生き辛くなりがちなのは道理だと思う。
でもそういう人のおかげで世の中が進歩したりもするから世の中何が良いとは判断しにくいですね。
元の論文読まないと分からないけど、この記事だけだと説明をどう追加していったのかが分からない
もしもどんどん説明を追加していったのならそりゃそっちに流れるに決まってると思っちゃう
政治は二者択一を好む これも
この記事は、トップページから入ると、どうして最初のページじゃなく2ページ目に出るのだろう… 原因はひとつ、それとも2つ以上??
1→2→3だと3閲覧、2→1→2→3だと4閲覧分の広告収入が期待できるから、わざとやっている?
あるいはバグ?
あるいはどちらも?
記事の中身から離れて、感想や思いつきを並べます。
近年のこども向けの科学系の読み物をみると、おおくが「なぜなに物語」で一つの科学事象の原因やメカニズムが分かりやすい1本筋の説明でスパッと切っています。特にネット上のコンテンツは図解しながら簡潔な1つの説明で解決させています。これはひょっとしたら、ものごとの捉え方を、シンプルな一面的説明で納得する態度の刷り込み学習をさせているのかもしれません。
小中学校の理科での「グラフから要因を読み取る」訓練も、「代表的な一つの要因に絞り込んだ説明で満足する」癖をつけているのかもしれません。このサイトの記事の多くも、不思議な現象や発見をシンプルで明快な原因や機構で説明していて、私のような読者も、(「痛快TVスカッとジャパン」の視聴後のような)爽快感に依存症的な快感で魅了されているのかもしれません。
子どもはあらすじがシンプルな童話やヒーロー作品を与えられたり、「よいVS悪い」で白黒つけるルールや教訓を教えられたりすることが多いですが
科学は常に広さと精密さを改良され続けているので、
人間の「シンプルなストーリーに基づく生育環境」は、科学の「改良続行メカニズム」と合っていないのかもしれません。
近代化(特に産業化や政教分離)より前の、社会と宗教が一体的だった時代に比べると、生育環境にかなり科学が取り入れられてきたはず。
とはいえ精神医学、神経心理学(脳神経心理学)、教育科学などから見ると生育環境の改良余地はまだかなり大きいのでは、と思います。
社会問題の方はちょっと特殊と言うか、一般人と技術者と統計学者と社会学者で事実の認識の仕方が異なるんで注意が要る
一般人: 電源プラグのついた機材は、コンセントに繋ぐと動く
技術者: 定格100Vの機材は、交流100V(の条件下)で動く
社会学者: 世界中の機材を日本のコンセントに接続した所、60%以上の機材が動作しないことがわかった。ゆえに日本のコンセントは不完全である