新種のスギは「恵まれた環境」で暮らしていた?
見つかった球果化石は、直径約1センチの球形で、短い軸のまわりに25枚の鱗片が、らせん状に並んでいました。
針葉樹の球果をつくる鱗片は、もともと2枚の葉が癒合してできたもので、その癒合のしかたは分類の重要な手がかりになります。
この化石では、2枚の葉が根元では完全にくっつき、先端では分かれていたことから、スギ類に属することが分かりました。
ただし、現在生きているスギ類にも、これまで知られていた化石にもぴったり一致するものはなく、新属・新種の「カミキネンスギ(学名:Kamikistrobus primulus)」と命名されました。

この化石の鱗片は、盾のような形をした長方形の部分と細い柄を持ち、互いにぎっしり詰まらず、少し隙間をあけて並んでいました。
種子そのものは残っていませんでしたが、鱗片の内側には種子が落ちた跡とみられる2つのくぼみがあり、鱗片を残したまま種子を散布していたと考えられます。
この点は、鱗片が密に集まり、散布時に鱗片が脱落するヌマスギとは異なります。
さらに重要なのは、カミキネンスギが乾燥への適応をまだ持っていなかったことです。
一般に、球果の鱗片が密に集まるのは、種子を乾燥や火災から守るためと考えられています。
約7600万年前になると、そのような密な鱗片を持つスギ類が現れます。
これは、被子植物の拡大によって針葉樹が住みにくい環境へ追いやられ、より乾いた場所に適応していった変化を示している可能性があります。
つまりカミキネンスギは、スギ類がまだ比較的恵まれた環境で繁栄していた時代の姿を伝える、非常に貴重な化石だといえます。


























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師匠を踏み越えるってーのは最高の恩返しだよね。
小学校のころ、校庭に「生きた化石」と称するメタセコイアが植樹されていました(卒業後、校舎改築で撤去されましたが)。
記事の古代スギは、現生種のどの球果に近いのかしら?
アケボノスギなどというくらいですから、メタセコイアの葉っぱや樹形を想像すればよいのかしら?
マジでこういう学者ってネーミングセンス0な。
きっとRPGでも主人公に自分の名前付けちゃうんだろうね。
留萌郡小平町の上記念別川で産出したので、和名をカミキネンスギにしただけだと思いますが
いたって標準的な和名の付け方でしょう
植物食恐竜が裸子植物を食べていた…と聞くと、つい「あんなの、よく食っていたな」とか思ってしまいますが、矢張り中生代の裸子植物は(ある時点までは)現在と殆ど別物だった様ですね。隣接市に当時と大きく変わらない裸子植物のひとつセコイアの並木があり、若葉が偶々落ちていたので、つい恐竜気分で食べてみたのですが…。柔らかくてレタスみたいな味で美味かった!これが大木に大量に生えていたら、十分イケる!と感じたものです。
AI画像生成は古生物のようなマイナーな分野では、まだ早いと思いますよ
トップ画像左は球果と共産した正常巻きアンモナイトのつもりでしょうが、螺管の巻き方が出鱈目です
小規模な古生物展示ではままあるミスなので、変な学習をしたのかも知れません