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Credit:Generated by OpenAI’s DALL·E,ナゾロジー編集部
health

男性のうつリスクが「父親になってから1年後」に増加すると判明 (2/2)

2026.03.27 07:00:35 Friday

前ページ父親のメンタルは「出産直後は安定」していた

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1年後に「遅れてくる負担」

出産から約1年が経過すると、父親のメンタルに明確な変化が現れます。

研究によると、

うつ病

・ストレス関連障害

の診断が、妊娠前と比べて30%以上増加していました。

一方で、不安障害や物質使用に関する診断は、妊娠前と同程度に戻るにとどまっており、特に増加が目立ったのは「うつ」と「ストレス関連障害」でした。

この結果が示しているのは、父親の精神的負担は「すぐに爆発する」のではなく、「時間をかけて蓄積される」という特徴です。

研究者はその理由として、

・慢性的な睡眠不足

・パートナーとの関係の変化

・育児や仕事の責任の増大

などを挙げています。

つまり、最初は喜びに包まれていても、日常的な負担が積み重なることで、約1年後に精神的な不調として現れてくるのです。

また、研究者自身も、この「遅れて現れるうつの増加」は予想外だったと述べており、従来の「産後うつ=母親の問題」という認識を見直す必要性が示されています。

父親のケアは「1年後」が重要かもしれない

産後のメンタルケアというと、これまでは主に母親に焦点が当てられてきました。

しかし今回の研究は、父親にも明確なリスクのピークが存在することを示しています。

しかもそのタイミングは、周囲のサポートが薄れがちな「出産から1年後」です。

子育ては短距離走ではなく、長く続くマラソンのようなもの。

スタート直後は順調でも、時間が経つにつれて疲労が蓄積し、思わぬタイミングで失速することがあります。

父親のメンタル不調もまた、同じように「遅れて現れる」現象なのかもしれません。

家族全体の健康を守るためにも、父親へのサポートを長期的な視点で考えることが、これからますます重要になりそうです。

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