アレクサの機能向上が目的
会話のデータ収集および分析はすべて、アレクサの機能向上が目的となっています。Amazonの代表はこの問題について「私たちは機能改善のため、ごく少数の録音サンプルのみを参考にしている」と釈明。
続けて「会話パターン分析は、アレクサの言語認識能力や口語的な自然体の会話を理解する機能を高めることに役立ち、それによってユーザーの幅広いリクエストにも応えることが可能になる」と話します。
会話内に出てくる理解不能な俗語や単語などは、スタッフ同士で解析に当たります。会話サンプルの収集もぜひ会社内で済ましてほしいものです。
個人情報の流出問題については、「ユーザーの会話データはすべて会社の機密情報に指定し、外部に漏れないよう厳重に保管されている」と説明。また、スタッフも顧客の個人情報やアカウントに直接アクセスできないようになっているそうです。すでに聴いている時点で漏れているんですが…。
こうして明らかになった新事実により、AIに対する倫理的な問題が再び浮上しています。これはSiriにも言えることではないでしょうか?あとスマホについてる小さなカメラレンズからも覗かれてそうでコワイ…。もう何も信じられない世の中になってきつつありますね。