水路や海へ到達する前に除去が可能に?
フェレイラさんは今後、この技術をスケールアップして、廃水処理施設での実用化につなげたいと考えているようです。
この技術を使えば、マイクロプラスチックの水路や海への到達自体を防げるでしょう。まずはマイクロプラスチックの使用そのものを減らすことが理想的ですが、この方法によってマイクロプラスチックが魚の口に入る前にそれを除去できるようになれば、新しい解決策の1つになるはずです。

私たちの子や孫たちが生きる向こう数百年に想いを馳せる時、「これから地球はどうなってしまうのだろう?」という不安がいつも頭によぎりますが、環境問題に果敢に取り組む新しい芽が確実に育ちつつあることに勇気を与えられます。
今後、フェレイラさんのような若い研究者たちが世の中にどんな革新をもたらすのか、要注目ですね。
https://www.fionnferreira.com/