ほぼ同時に別の小惑星2つもニアミス
2番目に通過した小惑星は「2019 SH9」と呼ばれており、直径およそ16m、推定時速は5万km/hに達していました。こちらは、午前3時39分EDTに地球から約160万km地点を通過しています。
それから、3番目の小惑星は「2019 TK」と命名されており、サイズ・時速ともに2019 SH9と同じくらいと報告されています。こちらは、午前10時57分EDTに約47万km地点を通過した模様です。
欧州宇宙機関(ESA)によると、今後100年間に地球に衝突する可能性を持つ小惑星は、現在878個存在するといいます。
しかし、太陽方向から接近する小惑星は、光に隠れて見えないため、ギリギリになるまで地球への接近に気づくことができません。
NASAやESAはこうした小惑星の衝突を防ぐため、今日も宇宙に目を光らせているのです。