衛星たちの「名前」求ム!
土星の衛星探索には、ハワイの観測所にある「すばる望遠鏡」が使用されました。
研究チームは、2004年から2007年の間にいくつかの奇妙な光源を見つけていたのですが、それが衛星であることを証明するにはかなり時間を要しています。
シェファード氏は「最新のコンピューター・アルゴリズムを用いることでやっと、光源が描く公転軌道の全体像を特定することに成功した」と話します。
現在のところ、20個ある衛星の名前はまだ1つも決まっていないとのことです。そのため、研究チームは12月6日までのおよそ2ヶ月にわたって、一般公募を行なっています。
良い名前が思いついた方は、ぜひ応募してみて下さい。詳しくはこちらから。
https://carnegiescience.edu/NameSaturnsMoons
見事、木星の衛星数を抜いて1位に躍り出た土星ですが、まだまだ油断ができない状態です。
近年、進化し続ける望遠鏡を駆使すれば、木星の周囲に再び多くの衛星が見つかるのも時間の問題。注目のデッドヒートに、今後もまだまだ目が離せません。