DHAの効果の秘密

一方で、妊娠中に青魚などに多く含まれるDHAを、1日あたり最低500㎎以上とることで、生まれてくる子供のIQや集中力が高くなることが知られています。
またIQ以外にも、DHAを多くとることで、早産のリスクを、最大で4割も減らすことが研究で報告されている他、DHAの摂取が産後うつの緩和にも役立つことがわかっています。
DHAがここまで強い作用を持つのは、カルシウムが骨にとって重要なように、DHAを含む不飽和脂肪酸は、脳を構成する主要な物質だからです。
妊娠中に適度な体型を維持したまま、DHAを多くとれば( 1日最低500㎎)、生まれてくる子供に与えるIQボーナスを、最大値にもっていける可能性があるのです。
ただし、いくら赤ちゃんのためであっても、DHAは脂肪酸の一種なので、取りすぎれば太ってしまいます。
過度の摂取は控えたいものです。