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抗生物質が効かないスーパーバグを「物理的に」液体金属で切り裂いて破壊する研究 人間に害は? (4/4)

2020.01.15 19:00:37 Wednesday

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細菌との戦争は終わるのか?

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Credit: maxpixel

細菌との戦争を化学面だけでなく物理面にも広げたことで、人類と細菌の戦争は最終局面を迎えたのでしょうか?

答えはまだ出ていませんが、研究では液体金属のナイフを鋭くすることにかなりの苦労があったとのこと。

十分に強い刃でないと、細菌を効果的に切り裂けなかったからです。

しかし、細菌の適応進化の能力は凄まじいものがあります。

刃に対抗して強靭なタンパク質の「アーマー」を作る変異を起こすことも考えられるでしょう。

したたかな構造で膜を補強された細菌ならば、もしかしたら液体金属のナイフを受け付けなくなるかもしれません。

そうなれば、人類はより強力な破壊方法を考案する必要に迫られるでしょう。

カエルの生きた細胞だけを使った「生ロボット」の作成に初成功

reference: zmescience / written by ナゾロジー編集部

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