
国際科学チームの最新研究により、新種のカメが発見されました。
新種が分類される「マタマタ属」には、これまで「マタマタ(Chelus fimbriatus)」という1種類のカメしか知られていません。
ところが、遺伝子分析の結果、マタマタ属は2種に分かれていることが判明。その進化の分かれ道は、今から約1300万年前にさかのぼるそうです。
進化が分かれた原因は何だったのでしょうか。
クセのある見た目が人気なあまり…
マタマタは南アメリカ大陸に広く分布するカメで、ごらんの通り見た目のインパクトが強いため、水族館でも高い人気を誇ります。
しかしその人気のあまり違法取引で頻繁に売買され、密猟や乱獲が問題視されています。

その大きさは、成体で平均45〜53センチ。普段は、泥でにごった川底に身を潜めています。
岩や枯れ枝を模したような見た目と、背中一面を覆うコケから、パッと見は岩にしか見えません。
しかしそのおかげで天敵に見つかりにくいのです。
一方で、獲物が近づけば、すばやく首を伸ばして捕まえる俊敏さも兼ね備えています。

研究チームのUwe Fritz教授(ゼンケンベルク自然博物館)は「見た目の人気が高い反面、遺伝子的な特徴についてはほとんど知られていない」と話します。
そのことが、長年にわたって、新種のマタマタの存在を隠してきたようです。
ところが、近年、マタマタの見た目が、「アマゾン川流域」と「オリノコ川流域」とで違うことが指摘され始めました。
そのことから、同チームは、2つの流域に生息するマタマタの遺伝子解析を進めることにしたのです。








































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