赤い光で眼を「ワイヤレス充電」すれば視力が回復すると判明! 老化による視力低下は治せる時代になる
赤い光で眼を「ワイヤレス充電」すれば視力が回復すると判明! 老化による視力低下は治せる時代になる / ワイヤレス充電器の原理を利用して可視光の赤(670nm前後)を網膜のミトコンドリアに吸収させることで内部分子を活性化させる/Credit:(右)depositphotos.(左)depositphotos
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赤い光で眼を「ワイヤレス充電」すれば視力が回復すると判明! 老化による視力低下は治せる時代になる (2/4)

2020.06.30 Tuesday

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可視光で眼の細胞を充電する

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ワイヤレス充電器をはじめてみたとき、冗談かと思った人は多いはず/Credit:depositphotos

鍵となったのは、近年復旧し始めた、電磁波式のワイヤレス充電です。

電磁波式の充電器は、充電器から発した電磁波を、本体のアンテナで吸収し、電力に変換する方式をとります。

一方、興味深いことに、ミトコンドリアは波長650~1000nmの電磁波を吸収することが知られていました。

波長650~1000nmの電磁波は可視光に分類された「赤い光」に該当する部分です。

そのためシンマー氏は、赤い光を使ってミトコンドリア内部の分子を「充電」することができないか? と考えました。

しかし、どうやって赤い光を網膜に届けるのかという問題が発生したのです。

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