7月2日午前2時32分ごろ、関東の上空で非常に大きな流れ星が観測されました。
数分後には周囲に爆発音が響き渡っており、「流れ星の破裂音が地上に伝わってきたのでは」と話題になりましたね。
本日、そんな火球の正体が「隕石」だったと国立科学博物館が発表しました。
【速報✨ #火球 が隕石であることを確認‼️】
7月2日未明に各地で観測された火球(の一部)は #国立科学博物館 が分析し、隕石であることを確認?
千葉県習志野市に落ちた隕石は2つに分かれていますがキレイに合わさる部分があるので1つの隕石が割れたものであると考えられます!!#かはく pic.twitter.com/vE6HPFcxo7
— かはく【国立科学博物館公式】 (@museum_kahaku) July 13, 2020
関東を縦断した火球の一部は千葉県習志野市に落下しました。今回、その一部を分析することによって隕石であると確認されたようです。
落下した隕石は2つに割れていましたが、亀裂が重なり合うことから1つの隕石であったと予想されています。
公開された画像に写ったスケールを見てみると、隕石の大きさは約5.5 cmと、意外と小さいことが分かります。
この大きさの隕石が、爆発音を響かせるほどの火球になるとは驚きです。
今回の落下した隕石の詳細な分類や研究はまだされていませんが、いずれ発表されるであろう続報が楽しみですね。
ちなみに火球(流れ星)は宇宙のチリが地球の大気に触れることで発光する現象で、大きなチリが地球表面まで落ちてくると「隕石」と呼ばれるようになります。
過去には隕石の落下によって運悪く死亡してしまった人もいるようですよ。
reference: 国立科学博物館 / written by shuni
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