寒中水泳が認知症の予防に?
寒中水泳が認知症の予防に? / Credit: jp.depositphotos
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世界初、”寒中水泳”をする人から「認知症を予防するタンパク質」を検出! (3/4)

2020.10.23 07:00:27 Friday

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ヒトの血中に初めて「RBM3」を発見!

血中にRBM3を発見
血中にRBM3を発見 / credit: depositphotos

そこで研究チームは、冬眠のような低温環境がRBM3を生産する可能性に注目し、ロンドンで寒中水泳をするグループを対象に調査を行いました。

対照群として、同じ地域に住む寒中水泳をしない人々にも協力してもらい、血中のタンパク質を調べています。

2016〜18年の冬時期に実施した調査の結果、寒中水泳をする人の多くにRBM3の上昇傾向が見られたのです。ちなみに、寒中水泳をした後の平均体温は34度となっていました。

対照群には、RBM3の上昇や低体温も見られていません。

マルッチ氏は「冬眠する動物と同様に、ヒトも低温ショックタンパク質を生産できる証拠である」と述べています。

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