乾燥した砂漠から見つかった湿った場所

今回の研究では、アタカマ砂漠の地表から約30センチメートル下に、湿った粘土が豊富な層があることを発見しました。これは乾燥したこの地域で、初めての発見です。
この層は地表の非常に乾燥した大気からは、完全に隔離されていました。
そしてここからは少なくとも30種におよぶ好塩性(塩のある環境でも生きられる)の代謝活性細菌や古細菌が見つかったのです。

地球でもっとも乾燥した場所でも、地下には湿った粘土層があり多様な微生物が生息しているというのは、これまで報告のない新しい事実です。
この発見は、火星で同様の浅い粘土堆積物に、生物の痕跡を発見できる可能性を示唆しています。