“火星生命発見”のために、地球で「火星にそっくりな砂漠」を調査する理由
2020.11.09 Monday
南米チリのアタカマ砂漠というと、大型望遠鏡などが建設されていて天文学の重要拠点になっている地域ですが、天体観測以外でも宇宙の研究にとって重要な土地になるかもしれません。
11月5日にオープンアクセスジャーナル『Nature Scientific Reports』で発表された新しい研究では、乾燥したアタカマ砂漠の粘土層で発見された微生物が、火星地表下にある同様の堆積層からも発見できる可能性を報告しています。
NASAを始めとした研究機関は、現在火星の地下を掘削して、微生物を調査することができる探査機を送り込んでいます。いよいよ、火星でも生物の痕跡が発見できるかもしれません。
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