感染した両親の側で「陰性」であり続けた3人の子ども
メルボルン在住のサウェンコさん一家は、両親と3人の子どもの5人家族です。
ある日、両親が子どもを置いて知人の結婚式に出席し、その席で新型コロナウイルスに感染しました。
感染の事実を知らずに帰宅した2人は、症状があらわれるまでの1週間半、3人の幼い子どもたちと密に生活してしまったのです。
その後、両親ともに咳や頭痛、発熱の症状が見られたため、家族全員でPCR検査を受けました。
その結果、両親は陽性でしたが、子どもたちは3人とも陰性だったのです。
驚くべき事実はまだありました。
医療チームが一家に再検査を依頼したところ、2人の男児(9歳と7歳)は軽い症状を示していたにもかかわらず、陰性だったのです。
また、5歳の女児は、発熱症状のある両親と同じベッドで寝ていたのに、無症状かつ陰性のままでした。