肉眼でも☆に見えるのは、眼球レンズで光が回折していたから
では、肉眼で星を見る時にも同じようにギザギザの「☆マーク」なのはなぜでしょうか?
それは、他の人工レンズと同じように眼球のレンズにも光に干渉する障害物があるからです。
眼球には縫合線と呼ばれる筋があり、ここで光が回折し、独特の星型を形成するのです。
ちなみに、この縫合線は人それぞれ異なりますし、同じ人間でも左右差があります。
ですから人それぞれで星の見え方は若干異なりますし、同じ人間であれば、どの星でも(どんな光源でも)同じ形に見えるでしょう。
つまり、一枚の絵に様々な形の星を描くのは、科学的には間違いだと言えますね。
さて、ここまで「星はなぜ☆と表現するのか」を解説しました。
それは光の回折効果によってできたギザギザであり、カメラや眼球の構造によるものだったのです。
人それぞれで見える星型は異なりますから、友達と比べてみても楽しいでしょう。