素数とは?
まず、「素数とは何か?」をおさらいしておきましょう。
素数とは「1より大きい整数で、1と自分自身以外に正の約数を持たない数」のことです。
例えば、6は2や3を約数に持ってしまうため、素数ではありません。一方、7は1と自分自身以外に正の約数を持たないため、素数です。
素数とは何か? 定義とカンタンな判定方法を解説!- ナゾロジー
とてもシンプルな定義ですが、素数は非常に謎の多い存在でもあります。
紀元前から素数の研究は続けられているにも関わらず、21世紀の現在も、素数に関わる未解決問題が数多く存在しているのです。懸賞金100万ドル(約1億円)がかけられている「リーマン予想」も、素数に深く関わっています。
そんな背景もあり、数学ファンにとって、素数は特別な存在となっています。「『大晦日・元日』という特別な日が両方とも素数である」という事実に、盛り上がるのも納得ですよね?