誰もが若くて健康な血を輸血できる世界に?
今回の研究により、造血細胞(骨髄)と肝臓を同時にヒト化させることで、ヒトの赤血球を安定的に作らせることが可能になりました。
研究成果をブタや牛に応用することができれば、動物の体を血液の生産工場に変えることが可能になり、輸血液の不足問題を解消できるでしょう。
また近年の研究により、若い細胞から作られた血には老化を逆転させる効果が確認されており、現在は富裕層だけの贅沢となっている健康増進目的での輸血が誰もが安価で可能になるかもしれません。
そうなれば、未来は輸血用血液不足で困っている方がいない世界になるのかもしれませんね。