あなたはコーヒーが好き? 嫌い?
子どものうちは苦くて嫌いといわれてしまいますが、コーヒーは社会人にとってもっとも普及している飲み物といっても過言ではないでしょう。
苦味が苦手な人にとっても、カフェラテやカプチーノなど、マイルドにしたさまざまな飲み方があり、街中はコーヒーを提供するカフェであふれています。
人はさまざまな理由でコーヒーを飲みます。
疲れたとき、ほっと一息つきたいとき、単に日常生活の一部となっている人もいるでしょう。
ただ、コーヒーにはカフェインが含まれており、これは血圧を高める作用があるため、あまり摂り過ぎていいものではありません。
南オーストラリア大学のエリナ・ヒッポネン教授によると、「人は無意識の内に、血圧の高さに基づいてカフェインを安全なレベルに自己調節している」とようなのです。
そして、この作用は遺伝的なメカニズムの結果なのだといいます。
コーヒーをたくさん飲む人は、ほとんど飲まない人と比較して、カフェインに対する遺伝的な耐性が高い可能性があります。
逆に、コーヒーをあまり飲まない人や、完全に避けている人は、カフェインの悪影響を受けやすい可能性があるのです。
これが何を意味しているかというと、コーヒーを無意識に避けている人は、高血圧になりやすい遺伝子を持っているということです。