人間の堆肥化
Recompose社が提案する人間の堆肥化は、遺体を有機物還元させて自然に返し、植物の成長を助けるというものです。
堆肥化の最初のプロセスでは、遺体がスチール製の容器に入れられます。
このとき、金属製の詰め物、ペースメーカー、人工関節などの無機物を除去。
次いでわらやウッドチップ、ムラサキウマゴヤシ、その他植物からなる有機材料を敷き詰めます。
さらに容器の中の温度や湿度、炭素、窒素、酸素、水分などが調整され、遺体は容器内の微生物によって徐々に堆肥化。
約30日後には、体の骨や歯を含むすべてが土(堆肥)に変化し、その量は2台の手押し車がいっぱいになるほどです。
そしてこの土は堆肥として森林で使用したり、家族に返還したりできます。