マインドワンダリングには種類があるのか?
私たちの頭の中では、意識的に考えようとしなくても、さまざまな思考が浮かんでは消えていきます。
以前までは、このようなマインドワンダリング的な思考は「ただの雑念」であり、特に大きな役に立つことはないと考えられていました。
しかし近年の研究では、こうした「ぼんやり思考」が意思決定や創造性に重要な役割を果たしている可能性が指摘されています。
例えば、頭の中で自由に思考が飛び交うことで、新しいアイデアが生まれたり、過去の出来事を整理して未来の行動に活かしたりすることができるのです。

一方で、この自発的な思考が「ネガティブな方向」に向かうと、嫌な出来事や記憶を反芻(はんすう)して、それに対する苦痛や不安を深めてしまう原因になることもあります。
実際にうつ病や不安障害の人は特定のネガティブな思考に囚われやすい傾向があることが知られています。
しかし、こうした「ぼんやり思考」の中にどのようなタイプがあるのかは、これまで明確に分類されていませんでした。
そこで研究チームは今回、ぼんやり思考のタイプを明らかにするための実験を行いました。



























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