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バター1かけの置き換えで死亡率が17%低下 / Credit:Canva
health

「バター1かけ」を植物油に置き換えるだけで死亡率は17%低下する【30年の研究で結論】 (2/2)

2025.03.12 00:00:00 Wednesday

前ページ油の選択は健康にどれだけ影響を及ぼすのか

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バター1かけ分をオリーブオイルに置き換えると死亡率が17%低下する

この研究の結果、バターの摂取量が多いほど死亡リスクが高まることが明らかになりました。

具体的には、バターの摂取量が最も多いグループは、最も少ないグループに比べて死亡リスクが15%高いことが示されました。

バターの摂取量が1日10グラム増えるごとに、がんによる死亡リスクは12%増加します。

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植物油はやはり健康に良いと判明。死亡率を低下させる / Credit:Canva

一方で、植物油の摂取量が多い人ほど死亡リスクが低下することが明らかになりました。

オリーブオイル、キャノーラオイル、大豆油を最も多く摂取する人は、最も少なく摂取した人よりも全死亡リスクが16%低かったのです。

特に、オリーブオイルは心血管疾患のリスク低下に顕著な効果があることが示されました。

植物油の摂取量が1日10グラム増えるごとに、がん死亡率が11%、心血管疾患による死亡リスクが6%減少すると分かりました。

さらに研究チームは、バターを植物油に置き換えた場合のモデルを作成。

これにより彼らは、1日10グラムのバターを同量の植物油に置き換えることで、がん死亡率と総死亡率が17%低下すると結論付けました。

たった1かけのバターをオリーブオイルに置き換えるだけで、これだけの違いが生じるとは驚きです。

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毎日使っていた「1かけのバター」を植物油に置き換えよう。死亡率が17%低下する / Credit:Canva

では、これらの結果を私たちの食生活にどのように応用できるのでしょうか。

料理にバターを使うのではなく、オリーブオイルやキャノーラオイルを使うことを意識できます。

バターを完全に排除するのではなく、減らすことから始めるとよいでしょう。

バターが好きな人も多いため、完全に排除するのではなく、バターの使用量を減らし、適度に植物油を取り入れることが現実的だと言えます。

また、市販食品の脂質成分をチェックすることも大切です。

クッキーやスナック菓子にはバターが大量に含まれていることもあるため、成分表をチェックし、可能であれば植物油を使った商品を選ぶことをおすすめします。

何気ない食生活の選択が、寿命を左右すると言われています。

たった10グラムの油の違いが明暗を分けるかもしれません。

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「バター1かけ」を植物油に置き換えるだけで死亡率は17%低下する【30年の研究で結論】 (2/2)のコメント

きゃら12

日本はマーガリン文化なのでマーガリンとの植物油(オリーブオイル除く)との比較でないと
ピンとこないです

ゲスト

マーガリンがバターより体に悪いとは何だったんだ・・・

ゲスト

プラントベースバターはちょい高いけどアリサンをリピ買いしてる。他のに比べて臭みと甘ったるさが無くて好き

ゲスト

これ参考文献で元論文上げてるのに元論文読んでないですよね?
七千円するので僕も読んでないですけど
具体的な量がわからないと全然意味ないですよね
もっとも摂ってるグループが100gかもしれないし
バター10g/dはアメリカ人の平均の7.5g/dより多い
植物油10g/dごとに11%がんの死亡率が下がると言ってもじゃあ100g/dで110%下がるのかと言ったらそんなわけはないでしょう

    ゲスト

    >植物油10g/dごとに11%がんの死亡率が下がると言ってもじゃあ100g/dで110%下がるのかと言ったらそんなわけはないでしょう

     「1日10グラム増える“ごとに”」だから、言葉の意味の上だけなら「『10g/d増やす前の死亡率』の11%」という解釈も出来なくはないけどね。
     つまり、植物油を全く摂らない場合のがんによる死亡率を仮にx%とすると、

    10g/d摂取する人のがんによる死亡率は、0g/d摂取する人のそれの89%である
    x%×(1-0.11)=0.89x%

    20g/d摂取する人のがんによる死亡率は、10g/d摂取する人のそれの89%である
    x%×(1-0.11)×(1-0.11)=0.7921x%

    30g/d摂取する人のがんによる死亡率は、20g/d摂取する人のそれの89%である
    x%×(1-0.11)×(1-0.11)×(1-0.11)
    =0.704969x%
      ・
      ・
      ・
    100g/d摂取する人のがんによる死亡率は、90g/d摂取する人のそれの89%である
    x%×(1-0.11)^10≒0.3118x%

     まあ、これはあくまで「言葉の意味の上ではそのような意味にもなり得る」というだけの話でしかなく、常識的に言えばコメ主の考え方が正しいと思います。

ゲスト

これは加熱して酸化したオリーブオイルのことなのかな?
非加熱のオリーブオイルが健康に良いのはわかるけど

ゲスト

ある料理のバターのみオリーブオイルに替えて作ることは現実的にムリなのでこの手の調査では信用できるデータは取れない。そもそもバター10gは結構な量だ

ゲスト

よし!今度からはバターの代わりにマーガリンやパーム油を使うようにしよう!!(笑)

[注]
・パーム油は、植物油としては飽和脂肪酸の含有率が高く、約50%が飽和脂肪酸で、これはバターの飽和脂肪酸含有率とほぼ同じ。

・マーガリンは常温で固まりやすくするために、原料である植物油に水素を反応させる事により、不飽和脂肪酸の一部を飽和脂肪酸に変化させているため、バターよりはマシなものの飽和脂肪酸の含有率が高くなっています。
 それ以上に問題なのが、固まりやすくする処理の過程でトランス脂肪酸という変質した脂肪酸が発生する事です。
 トランス脂肪酸は悪玉コレステロールを増やして動脈硬化を促進する働きがあり、摂取し続けると心臓病のリスクが増大します。
 近年ではトランス脂肪酸の含有率を抑えた製品もあるようですが、全てのマーガリンがトランス脂肪酸の含有率を減らしているとは限りません。

ゲスト

うーん逆に、もこみち氏のオリーブオイル料理をバターでやったら死人が出る的な??
大豆油はツナ缶とかマヨネーズに使われてるんだよな
マヨラー大勝利か

ゲスト

バターに衣をつけて油で揚げた「揚げバター」(Deep fried butter)という料理の話を思い出した。
 あと、チョコレートベーコンとセットにした「環状動脈コンボ」の話も…

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