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沈黙の臓器「腎臓」を壊す習慣とは!? / Credit:Canva
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【手遅れになる前にチェックして】沈黙の臓器「腎臓」を壊す”7つの無意識な習慣” (2/2)

2025.04.11 06:30:36 Friday

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腎臓を傷つける「ついついやってしまいがちな習慣」

続いて、ついついやってしまいがちな他の5つの習慣を見ていきましょう。

3. お酒を飲み過ぎる

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過度なアルコール摂取もNG / Credit:Canva

適量の飲酒は問題ありませんが、過度なアルコール摂取は腎臓にとって大きな負担となります。

アルコールは利尿作用があるため脱水を引き起こしやすく、これが腎臓にダメージを与える原因になります。

さらに、慢性的な大量飲酒は高血圧や肝障害を引き起こし、それが間接的に腎機能の低下にもつながります。

「仕事終わりの一杯がやめられない」という人もいるでしょう。

それでも腎臓のことを考え、「休肝日」をつくるなどして、飲酒習慣を見直すことが大切です。

4. 喫煙

タバコが肺や心臓に悪いことは有名ですが、実は腎臓にも深刻な影響を与えます。

喫煙によって血圧が上昇し、腎臓の血管がダメージを受けることで、腎臓病のリスクが高まるとされています。

またタバコに含まれるカドミウムは腎臓に長期間蓄積し、腎機能障害を引き起こす可能性があります。

さらに、ニコチンは腎臓の血流を減らす可能性があり、慢性的な腎機能低下に拍車をかけることも。

禁煙は腎臓の健康を守るうえでも非常に有効です。

5. 太りすぎ(肥満)

肥満は高血圧や糖尿病と密接に関係しており、いずれも腎臓に深刻なダメージを与える原因になります。

体重が増えると腎臓のろ過量も増え、過剰な働きが求められるようになります。

その結果、腎臓にかかる負担が大きくなり、機能が低下するリスクが高まります。

適切な体重を維持することが、腎臓の長寿にもつながるのです。

6. 睡眠不足

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ついつい夜更かしする習慣が腎臓にダメージを蓄積させている / Credit:Canva

忙しい日々の中で、つい後回しにしがちな「睡眠」ですが、実は腎臓にとっても重要な時間です。

睡眠中、体は修復作業を行い、腎臓も休息とメンテナンスの時間を得ています。

しかし慢性的な睡眠不足は、ホルモンバランスの乱れや血圧の上昇を招き、腎臓機能の悪化を加速させる要因となります。

過去の研究では、1日の睡眠時間が6時間未満または10時間よりも多いと、肝臓に悪影響を及ぼす可能性が示唆されました。

質の良い睡眠を確保するために、毎日の生活リズムを整えることが重要です。

7. 超加工食品や塩分のとりすぎ

インスタント食品やスナック菓子、冷凍食品などに多く含まれる「超加工食品」は、腎臓にとっての大敵です。

これらにはリンやナトリウムが多く含まれており、摂り過ぎると腎臓に過剰な負担をかけます。

特に塩分の摂取量が多いと、高血圧を引き起こし、腎機能の低下につながります。

過去の研究では、超加工食品を多く摂取した人は、腎臓病のリスクが24%も高くなると報告されています。

成分表示を確認しながら、塩分や食品添加物を控える意識が必要です。

ここまでで腎臓にダメージを与える7つの習慣を考えてきました。

思い当たる節が1つでもあった方、ぜひ今日から見直してみましょう。

沈黙の臓器であるあなたの腎臓は、今はまだSOSの声を出すのを我慢しているのかもしれません。

それでも日常のダメージが着実に蓄積していることを忘れてはいけません。

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