「持続可能性を重視する人」よりも「栄養を重視する人」の方が食品廃棄が少ない
分析の結果、栄養を重視する人ほど食品を無駄にしないことが明らかになりました。
具体的には、健康意識が高い人は買い物前に冷蔵庫の中身をチェックし、献立を立てて必要な分だけを買い、余った食材をリメイクして活用していました。
たとえば、余った野菜でスープや炒め物を作るといった工夫です。

一方、持続可能性を重視する人たちは、必ずしも食品廃棄を減らしていないことが判明しました。
環境を意識してオーガニック食品を購入しても、買っただけで満足してしまい、料理の計画を立てずに腐らせる傾向が見られたのです。
たとえば、せっかく買った無農薬のセロリを数日でしなしなにしてしまうといったケースです。
つまり今回の研究では、良いものを買うだけでは「無駄にしない」ことにはつながらない、という厳しい現実が浮かび上がったのです。
では、これから私たちはどうすればいいのでしょうか。
答えは明快です。
栄養を意識し、計画的に食べることこそが、持続可能な食生活への近道です。
サステナブルな買い物と健康的な食べ方を意識することで、環境にも体にも優しい生活が実現できます。
……とはいえ、買い物のたびに「今日は栄養バランスも食品ロスも完璧!」と気負いすぎると、かえって疲れてしまうかもしれません。
そんなときはこう考えてみましょう──
「まずは今日、冷蔵庫の奥でしんなりしている”あの野菜”を救おう」
そうした一歩が、やがてより”大きな範囲を救う”ことになり、持続可能な世界に繋がるかもしれないのです。
いわゆるやってる感ってやつですね。
やってる感はやることで満たされて終わりですからね。
本当はそのやることの先が必要なのですけど。
それもそうだけど、本当に相関はそれだけだったのかな?
もっと単純に貧富の差、収入にも直結してない?
お金がある人の方が食材を無駄にでき、かつ認証済みのようなステータスのある高価なものを好みで選べてない?