「人とのつながり」と「完璧主義を手放す」ことが前進のカギ
「やろうと思ってもサボってしまう」「最初の一歩は踏み出したけど続かない」
そんなときに役立つのが、人とのつながりと、“完璧”を求めすぎないことです。
目標を素早く進めるための別のコツを見てみましょう。
コツ③ 誰かに「進捗報告」をする
博士が勧めるのは、「毎週月曜日、誰か1人だけに進捗を報告する」というシンプルな方法です。
相手は友人や家族、同僚、上司など、特別に厳しい管理役でなくても大丈夫です。
たとえば、「今週は本を5ページ読みました」「家の片付けで、キッチンだけやりました」とLINEやメールで伝えるだけ。
それだけで“来週もまた少し進めよう”という気持ちになれます。
「相手に迷惑かな?」と心配しすぎる必要もありません。
普段の会話の中で軽く伝えるだけでも、サボりづらくなる“仕組み”ができるのです。
コツ④ 「絶対うまくいく方法」を探さず、とりあえず試してみる
多くの人は、「どうせやるなら失敗したくない」「一番良い方法を見つけてからやりたい」と考えてしまいがちです。
でも博士は、「確実な方法を待つ」よりも、「実験的にやってみる」ことの方が前進につながると強調しています。
たとえば、家電が壊れたとき、「買い替えるべきか」「安い部品の交換だけで直るのか」判断に悩むかもしれません。
そんな時は、延々と調査し続けたり、悩んだりしなくてもよいかもしれません。
「部品は安いのだから、まず部品だけ交換して、もしダメだったら次の方法を考える」といった柔軟な考え方が役立ちます。
勉強や仕事も、「一部だけ新しい方法を試してみる」「失敗したらやり方を変えればいい」という気持ちで十分です。
やってみて初めて「効果的だった」と分かる場合も少なくないので、それを見逃さずに試してみましょう。