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Credit:Generated by OpenAI’s DALL·E,ナゾロジー編集部
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ビッグバン直後に誕生した「最初の星」を発見した可能性 (2/2)

2025.11.06 18:00:14 Thursday

前ページビッグバン直後に誕生した「種族III」とは?

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今後の展開は?

とはいえ、今回の研究はきわめて有望なものですが、種族III発見の「決定的証拠」と断定するにはまだ至っていません。

たとえば、「最初の超新星がどれだけの物質を放出したのか」や、「現在のコンピューターモデルが初期宇宙の物理現象をどれほど正確に再現できているか」など、いくつかの不確実性が残されています。

ただし、そうした最終確認を待つ間にも、今回の観測結果は重要な情報源となるでしょう。

たとえば、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)と「重力レンズ効果」を組み合わせた観測手法(今回のLAP1-B発見もこの方法による)を使えば、今回の発見が“始まり”にすぎない可能性もあります。

チームは「LAP1-Bは、銀河団による重力レンズを利用した種族III研究の“氷山の一角”かもしれない」とも付け加えています。

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ビッグバン直後に誕生した「最初の星」を発見した可能性 (2/2)のコメント

のぐー

「太陽質量の約5000万倍のダークマター塊」
って、なぜそれがわかったのか?
肝心なことが書いてないなあ。

ゲスト

現時点で検知できない物質を、発見の根拠にできるの?

ゲスト

やっぱ皆「謎の物質のダークマターの質量」が条件に入るの疑問に思うよね・・・
最新の学説によると重力は化学反応の様に他の力の副産物であって「力」ではないとするものもあるようだし、
そうなると尚更ダークマターて何なん?となる・・・

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