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psychology

ミスしても平然としている人の「心理特性」が明らかに (2/2)

2026.02.24 17:00:29 Tuesday

前ページミスの瞬間に出る「脳のエラー信号」とは?

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誇大型ナルシシズムとは何か?

誇大型ナルシシズム(grandiose narcissism)とは、自分を特別で優れた存在だと強く感じ、他者からの賞賛や注目を積極的に求めるパーソナリティ特性です。

主な特徴は次の通りです。

・強い自信と自己評価の高さ

・外向的で目立ちたがり

・地位や成功への強い関心

・批判を軽視、あるいは退けやすい

・自己主張が強く、主導権を握ろうとする

周囲からは「カリスマ的」「リーダー気質」「堂々としている」と見られることもあります。

一方で、共感性が低くなりやすく、他者より自分の利益を優先しやすい傾向も指摘されています。

心理学研究では、誇大型ナルシシズムはさらに

・賞賛(Admiration):魅力的に見られたい、称賛されたい側面

・対抗(Rivalry):他者を押しのけ優位に立とうとする側面

に分けて測定されることがあります。

脆弱型ナルシシズムとは何か?

これに対して、脆弱型ナルシシズム(vulnerable narcissism)というタイプもあります。

こちらは、一見すると自信がなさそうに見えるタイプのナルシシズムです。

主な特徴は次の通りです。

・内面的には特別視を求めている

・批判に非常に敏感

・傷つきやすく、防衛的

・不安や劣等感が強い

・対人場面で引きこもりがちになることもある

誇大型が「堂々と自己を誇示するタイプ」だとすれば、脆弱型は「自分は特別であるはずなのに理解されないと感じて傷つくタイプ」と言えます。

ミスへの「感じ方」ではなく「検知の強さ」が分かれ道かも

ミスをしたとき、私たちの中でまず起きるのは反省会ではなく、もっと短い時間スケールの脳の信号です。

その“最初のアラーム”が小さい人ほど、誇大型ナルシシズムの傾向が強いかもしれない。今回の研究は、そんな見取り図を示しました。

もし身近に「失敗しても平気そうで、なかなか修正しない人」がいると、そこには脳内の情報処理のクセが潜んでいる可能性があります。

そして、その人には誇大型ナルシシズムの特性があるのかもしれません。

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